woncaaprjpca2019/The 10th Annual Conference of the Japan Primary Care Association

Sessions

The 10th Annual Conference of Japan Primary Care Association » 教育講演(多職種向け)

教育講演(多職種向け)

[ELM1] あなたもできる!海外学術大会で発表するためのプレゼンテーションスキル、そして効果的な資料作成法

Fri. May 17, 2019 1:30 PM - 3:00 PM Room 14 (5F Room 510)

座長: 竹村 洋典 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 全人的医療開発学講座総合診療医学分野)

【開催の目的】 国際発信力を高めるためのプレゼンテーションスキルを向上していただきます。また効果的な資料作成についても学んでいただきます。これによって海外で開催される学会にて、あなたも自信をもって論文を発表できるようになります。※講演は英語で行われます。

【概要】 ・科学データ発表 ・レイアウトとフォーマット ・アウトライン作成
・スライドプレゼンテーション ・予備データ解析 ・重要なデータの選択
・フィギアとキャプション ・グラフとチャートの説明法 ・オーディエンスとのかみ合い
・口頭プレゼンテーションとポスタープレゼンテーションの違い
・バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーション ・ストーリー性の構築
・スライドの移行 ・プレゼンテーションスキル ・タイムマネージメント
・プレゼンテーションと文化について ・効果的な終結の仕方 ・効果的な質疑応答

Presenting Scientific Data / Layouting and Formatting / Outlining / Slides Preparation /Preliminary Data Analysis / Selecting Important Data / Figures and Legends / Explaining Graphs and Charts / Audience Engagement / Oral vs. Poster Presentation / Verbal vs. Non-verbal Communications / Structuring Storylines / Transitions between the Slides / Presentation Skills / Time Management / Culture and Presentation /Effective Closing & Conclusions / Effective Q&A

教育講演(多職種向け)

[ELM2] セルフケアできていますか?マインドフルネスを活かして

Sat. May 18, 2019 8:45 AM - 10:15 AM Room 6 (B1F Room E)

座長: 髙屋敷 明由美 (筑波大学医学医療系)、湯浅 美鈴 (三重大学大学院医学系研究科 )

【開催の目的】 ”マインドフルネスとは何か?” その有用性を明確に知るとともに実際に体験し、今後のセルフケアの一つとして取り入れるきっかけとする 。【概要】 セルフケアできてますか?
目まぐるしい毎日に追われて、心身ともに疲れきっていませんか?
医療従事者は自分自身のケアがおざなりになりがちで、燃え尽き症候群は少なくありません。
数々の研究で医療や医療従事者におけるマインドフルネスの効果が示されています。
演者として、緩和ケアに加え、医療者自身の心のケア・マインドフルネスについて講演をされてきた昭和大学医学部 医学教育学講座の高宮有介教授をお招きします。日本国内、国外と幅広くマインドフルネスの活動に参加されています。
講演では、自分のストレス状態を知り、対応策を再確認するワークも行います。マインドフルネスとは何かという基本的なお話から、その有用性に加えて、瞑想の体験、“自分自身に思いやりを向ける体験(セルフコンパッション)”もしていただく予定です。
講演の最後には、あなたは心身ともにハッピーになっていることでしょう。

教育講演(多職種向け)

[ELM3] プライマリ・ケアにおける押さえておきたい古典的文献

Sat. May 18, 2019 10:30 AM - 12:00 PM Room 3 (2F Room B-1)

座長: 岡田 唯男(亀田ファミリークリニック館山)

【開催の目的】 【概要】
どの業界にも、その後のあり方、考え方を変え、後世に大きな影響を与えた古典的文献(Classics, Landmark study)というものが存在する(the ecology of medical care, Whiteら1961,Greenら2001など)。この教育講演では、その専門性、能力についてしっかりとした論拠が求められる家庭医療/総合診療領域において、現代の理論的基盤、哲学的基盤を形作った、知っておくべき代表的な文献や研究、コンセプトなどを5〜10編前後紹介し、本領域の初学者、指導者、研究を志す者にとっての道標の一助となることを目指す。

今回取り上げるコンセプト(予定):パネルサイズ、複雑適応系、multimorbidityなど
本講演で取り扱わないもの:教科書、参考書、ガイドラインなどの疾患各論のアップデート
学会のあり方/知的活性化検討プロジェクトチーム(チーム岡田)企画

教育講演(多職種向け)

[ELM4] 褥瘡を治そうと考えるな! ~人生も変えられる褥瘡ケアとは?~

Sat. May 18, 2019 3:00 PM - 4:30 PM Room 6 (B1F Room E)

座長: 中村 泰之 (米原市地域包括医療福祉センター)

【開催の目的】 褥瘡は「治らない」時代から「治る」時代に進化し、今では「予防する」時代までなった。しかしながら高齢者が増加する現況、体力の低下や加齢により、食べられない・動けない方はなかなか減少しない。そのため、いくら発生を予防しても褥瘡はゼロにはならない。一度発生した褥瘡は、仮に治療し治っても、再発する危険を伴っている。その理由は褥瘡の発生の根本的な要因を解決していないことにある。褥瘡の発生には、その生活環境に問題がある。自宅や療養環境の問題、介護力の問題、金銭的な問題など、身体以外の問題がないがしろにされている。生活環境を調整することで、褥瘡発生の予防だけでなく、生活そのものを改善することにもつながる。
褥瘡は局所の皮膚や軟部組織の変化である。褥瘡の治療は局所ケアを優先しがちであるが、栄養管理、体圧分散などの全身管理が重要である。さらに発生の要因となった生活環境を見直すだけで、褥瘡ケアの考え方は変わっていく。局所のケアももちろん大切であるが、人生まで考慮したケアをトータルで考えることが、これから必要な褥瘡ケアだと考えている。
【概要】 講演のコンテンツは以下のとおり。
① 褥瘡治療の変遷
② 褥瘡のメカニズムが解明した
③ 褥瘡はなぜ根絶しないのか
④ きれいな褥瘡・きたない褥瘡
⑤ 治りにくい褥瘡には理由がある
⑥ 褥瘡のトータルケアとは
褥瘡の治療は、褥瘡そのものを処置しなければならない。しかし、局所ケアにばかり治療が目を向けられ、全身のことは盲目になっていることも少なくない。「木をみて森をみず」ではなく、「森をみれば木はみえる」ことを理解いただきたい。特に在宅での褥瘡ケアは、トータルケアが重要である。褥瘡が発生する環境を改善することで、褥瘡が治る(予防できる)だけでなく、その方の人生も変わっていくことを事例を供覧し説明する。

教育講演(多職種向け)

[ELM5] Annual Evidence Update in Primary Care 2019〜明日から使える最新のエビデンスをあなたに〜

Sat. May 18, 2019 4:45 PM - 6:15 PM Room 2 (2F Room A)

座長: 南郷 栄秀 (JCHO 東京城東病院 総合診療科)

【開催の目的】 医療の世界は日進月歩であり,日々新しいエビデンスが生み出されています.そのため,昨日まで正しいと信じられていたことが、実は誤りであったと判明することも珍しくはありません.古い知識のままで診療し続けることは,患者にとって不利益をもたらす可能性があります.とは言え,総合診療医の場合,幅広い領域にわたって診療を行う必要があることから,あらゆる知識を常に最新の状態にアップデートし続けるのは容易なことではありません.本講演では,忙しい皆さんが手軽に最新のエビデンスを知ることができるようにエビデンスをまとめて,わかりやすくお伝えします.【概要】 われわれEBMプロジェクトチームは,プライマリ・ケア領域に関連の深いエビデンスのうち,直近1年間における最新のものを一挙にまとめて紹介します.4人の演者が次々とテンポよく,批判的吟味を交えてお話しします.毎年恒例の企画です.短時間で濃密な熱々ほやほやのエビデンスのシャワーを浴びて,あなたの明日からの診療の質をブラッシュアップしてみませんか.

教育講演(多職種向け)

[ELM6] いつやるのか? 今でしょ! 小児在宅医療!

Sat. May 18, 2019 4:45 PM - 6:15 PM Room 6 (B1F Room E)

座長: 中村 泰之 (米原市地域包括医療福祉センター)

【開催の目的】 人工呼吸器、痰の吸引、経管栄養、在宅酸素などの医療的ケアが必要な子ども(医療的ケア児)が増えている。在宅で暮らす20歳未満の医療的ケア児は、2016年の推計で18,272人。特に人工呼吸器装着児の増加は著しく、今では医療的ケア児の18%を占め、低年齢ほどその比率が高いことがわかってきた。しかし、在宅で過ごす医療的ケア児に対応した福祉サービス、保育、教育などの仕組みはほとんどなく、介護の大部分を親が担っている。
 どの地域にも小児在宅医療の必要な子どもはいる。小児在宅医療を担い、暮らしに寄り添う医師や多職種が増えることにより、子どもと家族の暮らしが今よりも豊かなものになることを願っている。
【概要】 ① 演題1:日々の暮らしを当たり前に過ごすために小児在宅医療⒗年の私が診てきた子どもと家族            髙橋 昭彦
ひばりクリニックは、午前中外来、午後は在宅医療を担う機能強化型在宅療養支援診療所である。2003年から小児在宅医療を開始した。人工呼吸器をつけた子どもの現状をみて、できることをやろうと2008年に日中レスパイトケア施設うりずんを開設し、日中一時支援として医療的ケア児の預かりを開始した。現在は、認定特定非営利活動法人うりずんとして、医療的ケア児や重症心身障害児者の地域支援をできる範囲で行っている。
 暮らしの中ではさまざまなことが起こるが、在宅医療の対象となる子どもの家庭に起こると余裕がない。では、日々の暮らしをどう支えていけばよいのだろうか。それは医師だけでは立ち行かないことが多い。当日は、退院支援、レスパイトケア、保育、教育、きょうだい支援、看取り、移行期(トランジッション)、親亡きあとなどの、小児在宅医療の課題について述べると共に、多職種連携のポイントについても触れる。

② 演題2:小児を専門としないプライマリ・ケア医でもできる小児在宅医療・療育    
島﨑 亮司
当院は常勤1名(非小児科専門医)の小規模診療所であったが平成26年8月から小児在宅医療を手探りで開始した。その中で「緊急時の対応」「日常生活支援(家族、きょうだいへのサポート等)」「在宅医療にかかわる多職種(福祉職、教育職、行政職)との協働」などプライマリ・ケア医ならではの役割があることを学んだ。平成30年12月の時点で20名の医療的ケア児の訪問診療を実施し、子どもの成長を家族と一緒に喜びながら診療を行っている。
当院のように小規模・非専門医でもプライマリ・ケアの特性を活かすことで医療的ケア児の在宅医療を実践することができる。また全国各地で当院のような小さな活動が広まることで在宅生活する医療的ケア児の支援につながると期待される。

③ 演題3:福祉と診療所を統合した「ふくしあ」という施設とは?   中村 泰之

教育講演(多職種向け)

[ELM7] ちょっと意識すれば誰でもできる大事な身体診察:高齢者を診る医療従事者へ

Sun. May 19, 2019 9:15 AM - 10:45 AM Room 3 (2F Room B-1)

座長: 齊藤 裕之 (山口大学医学部附属病院 総合診療部 )

【開催の目的】 医療における身体診察・病歴聴取の有用性は誰もが認識しているところです。超高齢社会において、日常から高齢者に接する機会の医療従事者間で、これだけは知っておきたい身体診察が共通認識のもとで行われれば、「えっ!」という機会は減るかもしれません。またこの所見があったときに、次にどうするのか?という判断(Decision Making)がかわる、追加情報が必要になってくる身体所見を、急性・慢性の病態を交えながらお伝えしていきたいです。
この所見を知っている人が他の方にも伝えて、高齢者に関わる身体診察の文化が醸成されることが最終目的です!
【概要】 身体所見の重要性は理解していても、何を診たらいいのかわからない、教えてくれる人がいない、と嘆いている方はいませんか?おそらく医師だけでなく、検査を選択する権限のない他の医療職の方も思っているかもしれません。
以前より、どんな時にどんな身体所見を取ることによって、診断や重症度判定の検査前確率をあげれるのか、ということを意識した「身体所見の小テスト」という医師向けのWSを開催してきました。また「フィジカルアセスメントの小テスト」を看護師さん向けに連載もしてきました(医学界新聞 看護師版:2010年10月~2012年9月:全24回)。
今回は複数疾患に罹患している高齢者を診るにあたって、「これだけは診れるように!」とポイントを絞ったお話をさせて頂きます。簡単で現場に直結する所見を、みんなで楽しく理解してもらえたら嬉しいです。医学生や研修医といった初学者や多職種向けを意識していますが、指導医層にとっても身体所見の伝道師となっていただく機会になると思いますので、お気軽に参加下さい。
スマホを持参していただくと、より楽しく受講していただけると思います。
Keyword:顎落ち 口腔内衛生 発熱 呼吸数(アプリ) qSOFA COPD(慢性閉塞性肺疾患) 聴診器 心房細動 フレイル ゆびわっか 浮腫 ACP:Advance Care Planning(人生会議)

教育講演(多職種向け)

[ELM8] エビデンスに基づいたワクチン接種のために~Annual evidence update 2019

Sun. May 19, 2019 1:30 PM - 3:00 PM Room 3 (2F Room B-1)

座長: 中山 久仁子 (医療法人メファ仁愛会 マイファミリークリニック蒲郡)

【開催の目的】 総合診療医が日常の臨床で扱うワクチンについての理解を深め、 近年アップデートされた情報をもとに、 ワクチンによる予防医療について造詣を深 め、日常診療に活かしていただくことを目的とする。【概要】 近年、日本の小児の定期予防接種が整備され、小児〜青年期に対するワクチン行政・ 診療は整いつつある。 しかし、過去に打ち損じたワクチン、キャッチアップが必要 なワクチン、成人のワクチンについては、重要にもかかわらずあまり知られていな い。
また、VPD(vaccine preventable disease:ワクチンによって予防できる疾患)  において新たな知見があり、それに伴ってワクチン接種対象の変化や新たに推奨され るワクチンが出現している。
今年のテーマは「キャッチアップ」。 ワクチンのキャッチアップの総論、そして今話題の成人へのキャッチアップの具体的な内容に触れる。さらに、その他のワクチンについての最新の知見と課題、今後の 展望について触れる。

×

Authentication

Abstract password authentication.
The password has been announced for Pre-registered participants by email.
You can also find the password in the Pocket program distributed at the venue.

×

Please log in with your participant account.
» Participant Log In