2016年春の年会

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[2A10-14] 福島事故関連:環境放射能・線量評価1

2016年3月27日(日) 14:45 〜 16:05 A会場 (講義棟B棟 B102)

座長:青山 道夫(福島大)

15:45 〜 16:00

[2A14] 福島第一原子力発電所港湾内海水環境評価

(2)3次元シミュレーションによる 港湾内流動解析

*山田 進1、町田 昌彦1、渡辺 将久1 (1.日本原子力研究開発機構)

キーワード:福島第一原子力発電所港湾、流動解析、CFDシミュレーション

福島第一原子力発電所(1F)事故以来、汚染水の海洋漏洩による沿岸生態系や海洋環境全体への影響が危惧されており、漏洩を防ぐための様々な対策 が東電により実施されてきた。これらの対策を分析し、今後の推移を予測することで1Fの海洋環境へのリスクを評価するには、港湾内での海水挙動を十分に理解することが重要である。 本講演では、3次元シミュレーションコードを利用し、 前回発表した2次元シミュレーションとの結果の比較を行い、港湾内の海水流動の3次元的な流動場の特徴を報告する。 シミュレーションの一例として、排水路からの放射性核種の流出を想定した場合に、どのように港湾内に移流及び拡散するかについて解析した結果も報告する。