2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2Q05-09] 線量評価と放射線防護

2017年9月14日(木) 10:35 〜 12:00 Q会場 (フロンティア応用科学研究棟 レクチャーホール)

座長:平山 英夫 (KEK)

11:35 〜 11:50

[2Q09] 屋内退避による内部被ばくの低減効果の調査

(3)実家屋での浸透率の調査

*廣内 淳1、高原 省五1、駒ヶ峯 弘志1、渡邊 正敏1、宗像 雅広1 (1. 原子力機構)

キーワード:屋内退避、吸入被ばく、浸透率

屋内退避による内部被ばくの低減効果は多くの因子に影響される。特に家屋内への放射性物質の侵入割合(浸透率)は被ばく低減係数に大きな影響を与えるものの、日本で浸透率を実測した例はなく、海外で調査されたものであり、日本にそのまま適用できるかは不明である。本研究では、実家屋で室内外のエアロゾル濃度を連続測定し、家屋内への粒子状物質の浸透率を導出した。導出した浸透率は過去の海外で調査した浸透率と同様の値であった。