[3G10-13] 未臨界実験・評価1

[3G11] 未臨界実験を活用したデータ同化手法に関する研究

*遠藤 知弘¹、山本 章夫¹ (1. 名古屋大学)

キーワード：未臨界実験、データ同化、バイアス因子法、ベイズ推定、即発中性子減衰定数

未臨界体系で測定された測定結果を活用したデータ同化手法として、①ランダムサンプリング法に基づいたバイアス因子法および②尤度を利用したベイズ推定、の2つの手法について検討を実施した。具体的には、京都大学原子炉実験(KUCA)のPb-Bi装荷ADS炉心体系を対象とした双子実験を実施することで、即発中性子減衰定数αの測定結果を用いて核特性(実効増倍率keff、実効遅発中性子割合βeff、中性子生成時間Λ、即発中性子寿命ℓ)の核データ起因不確かさを低減可能かどうか検討した。