2017年春の年会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-5 医療用原子炉・加速器

[2C04-08] 医療用加速器・医療応用

2017年3月28日(火) 10:40 〜 12:00 C会場 (16号館 16-203教室)

座長:豊川 弘之 (産総研)

11:40 〜 11:55

[2C08] 小型シンクロトロン偏向電磁石用ビームダクト内に誘起される渦電流起因過渡的磁場の計算

*塩原 滉平1、岩井 岳夫2、門叶 冬樹2 (1. 山形大学大学院理工学研究科、2. 山形大学学術研究院)

キーワード:炭素線治療、シンクロトロン、偏向電磁石、ビームダクト、渦電流

山形大学医学部では、省エネルギー化を特徴の1つとした重粒子線がん治療施設設置の計画が進行中である。省エネルギーを実現するためには消費電力の大部分を占めるシンクロトロン偏向電磁石の磁極間隙を可能な限り小さくすることが効果的である。その目的で高さを低減した真空ダクトの設計を進めているが、加減速時にビームダクト内部に誘起される渦電流が偏向電磁石内部の磁場分布に与える影響を明らかにする必要がある。
前回の学会では試作したビームダクトに対して最大1.5 T/sの変動外部磁場を与え、動的な磁場を計測することによって渦電流による影響の実験的評価について報告した。今回は3次元電磁場解析プログラムOPERA3D内の解析プログラムの1つであるELEKTRAの過渡解析コードを用いてビームダクトに誘起される渦電流の影響を算出し、計測値との比較を行うことで試作したビームダクトの実用性について議論する。