2017年春の年会

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総合講演・報告 » 総合講演・報告2 「プリズマティック型高温ガス炉の安全設計プロセス」研究専門委員会

[2K_PL] 「プリズマティック型高温ガス炉の安全設計プロセス」研究専門委員会最終報告

高温ガス炉の安全性について

2017年3月28日(火) 13:00 〜 14:30 K会場 (16号館 16-306教室)

座長:植田 伸幸 (電中研)

[2K_PL02] 高温ガス炉の安全上の特長と安全要件の概要

*大橋 弘史1 (1. JAEA)

高温ガス炉は安全性に優れ、高温の核熱を発電以外の用途に利用できることから、第4世代原子炉のひとつとして世界各国で実用化に向けた研究開発が進められている。本研究専門委員会では、高温工学試験研究炉(HTTR)の設計、建設、運転などを通じて蓄積した我が国の高温ガス炉技術に基づく実用高温ガス炉の安全基準に関する検討として、高温ガス炉の新たな安全確保方策に係る安全要件(機能要求)と安全指針(性能水準要求)をつなぐ考え方の検討を行った。本セッションでは、本研究専門委員会における最終報告として、高温ガス炉の安全上の特長や安全基準の検討に関する成果について報告し、会場の参加者と議論する。