[2L06-10] ガラス固化技術1

[2L06] 次世代再処理ガラス固化技術基盤研究

(34)低レベル廃棄物に対する溶融ガラス化の検討

*鬼木 俊郎¹、田尻 康智¹、柿原 敏明¹、鍋本 豊伸¹、福井 寿樹 ¹ (1. IHI　原燃プロジェクト部)

キーワード：低レベル放射性廃棄物、放射性廃棄物処理、ガラス固化、ガラス

原子力発電所や再処理施設等の運転、廃止措置に伴い、比較的放射能レベルの高い低レベル放射性廃棄物が発生する見込みである。

本研究では、主要な廃棄物であるイオン交換樹脂、低レベル濃縮廃液、焼却灰等の模擬物に対して、ガラス固化を適用する検討を実施した。充填率がより高く、浸出率等の要求項目を満足する固化体性能とすることを目標として、ガラスの組成を検討するとともに、高温物性、浸出率等のガラス特性を評価した。