AsCNP/JSNP/JSCNP 2019

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[NP] シンポジウム

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[NP_S3] シンポジウム3
情動の神経機構とその異常としての精神疾患病態の解明

2019年10月12日(土) 10:30 〜 12:10 第7会場 (403)

オーガナイザー:村井 俊哉(京都大学大学院医学研究科・精神医学)、オーガナイザー・座長:小川 正晃(京都大学医学研究科メディカルイノベーションセンター)、座長:雨森 賢一(京都大学 白眉センター・霊長類研究所)

本シンポジウムは、不安や意欲、価値判断の意思決定の神経機構と、その異常が関わる不安障害、うつ病、強迫性障害などの精神疾患病態の解明を目指した研究の発表を行う。げっ歯類、サル、ヒトにおいて、分子生物学、電気生理学、イメージング、計算モデルといった、種の特徴を活かした最先端の研究を行う4名が登壇する。
1.名古屋大学の竹本は、新規分子マーカーを活用した、不安行動における扁桃体神経回路機能(マウス)、2.京都大学の小川は、光遺伝学法による、不確実な報酬に対する意欲に関わる前頭前野・中脳ドーパミン細胞機能(マウス・ラット)、3.京都大学の雨森は、多領野神経活動記録・回路操作や計算モデルによる、不安障害やうつ病に関わる帯状回皮質・線条体機能(サル)、4.ATRの田中は、fMRIによる全脳機能イメージング・計算モデルによる、強迫性障害やADHD患者の意思決定などの脳機構(ヒト)に関する発表を行う。