日本地球惑星科学連合2016年大会

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ポスター発表

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[O-02] 高校生によるポスター発表

2016年5月22日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 6ホール)

コンビーナ:*原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、久利 美和(東北大学災害科学国際研究所)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構 地球環境変動領域)、成瀬 元(京都大学大学院理学研究科)、山田 耕(早稲田大学政治経済学術院)

13:45 〜 15:15

[O02-P01] 「関口日記から見た江戸後期の天気」―古文書に記された天気の復元と分析―

*東 瑠奈1、*奈良 真衣1 (1.池田学園池田高等学校)

キーワード:関口日記

江戸時代に記された古日記をもとに、天気の復元と分析を行った。素材にした「関口日記」の記述をデータ化すると史実と一致し、その信憑性は高い。
小氷河期と言われた江戸時代後期の晴天率は年間54.8%~57.0%で現代の53.0%と大きく変わらないが、雨の出現率は17.8%~18.6%で現代の27.2%に比べて低い。雪の出現率も1.2%~1.6%と現代の2.6%に比べて低く、小雨の傾向がある。