JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-DS 防災地球科学

[H-DS17] [JJ] 湿潤変動帯の地質災害とその前兆

2017年5月24日(水) 15:30 〜 17:00 102 (国際会議場 1F)

コンビーナ:千木良 雅弘(京都大学防災研究所)、小嶋 智(岐阜大学工学部社会基盤工学科)、八木 浩司(山形大学地域教育文化学部)、内田 太郎(国土技術政策総合研究所)、座長:石丸 聡(北海道立総合研究機構 地質研究所)

16:30 〜 16:45

[HDS17-10] オープンソースハードウェアと加速度センサーによる斜面防災システムの開発

*幡野 雅春1杉山 太宏2 (1.オリエンタルコンサルタンツ、2.東海大学)

キーワード:土砂崩れ、土砂災害、加速度センサー、オープンソースハードウェア、防災システム

我が国は2014年8月、広島市の集中豪雨による大規模な土砂災害を受けた。 このような災害は毎年繰り返し発生し、その数は増加傾向にある。 要因として、日本の群島が火成岩でできていること、湿気の多い気候、急な地形などがある。 また、今後、ゲリラ大豪雨や地震による災害の発生が予想される。 そこで、過去の災害の歴史から土砂災害の発生が予想される場所の地形・地形調査を行った。 また、加速度センサを用いた安価な斜面崩壊予知システムを開発した。 このシステムは、斜面の崩壊を予知し、伝達を行う。
本論文では、神奈川県伊勢原市大山を調査対象とし、その調査結果と加速度センサーによる防災システムの開発について述べる。