2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 応用に向けた新規スピントロニクス現象の物理

[15p-C41-1~7] 応用に向けた新規スピントロニクス現象の物理

2016年9月15日(木) 13:15 〜 17:00 C41 (日航4階朱雀A)

金井 駿(東北大)、中根 了昌(東大)

16:00 〜 16:30

[15p-C41-6] キラル磁気秩序の物理と応用

戸川 欣彦1,2,3 (1.大阪府大工、2.グラスゴー大物理天文、3.JSTさきがけ)

キーワード:キラル磁性、キラルソリトン格子、位相コヒーレンス

本講演では、キラル磁気結晶に固有に現れるキラルソリトン格子などのキラル磁気秩序について紹介する。位相コヒーレント・周期性・非線形・非対称・トポロジカルといった固有の性質が明らかになってきている。これらの物性を理解し活用すればスピン位相を制御することが可能になるであろう。将来的にはスピン位相コヒーレンスを利用した新しいスピンエレクトロニクス応用が期待されうる。