[19a-W810-1~10] 2.2 検出器開発

[19a-W810-3] マルチボード型CdTeピクセル検出器開発

〇豊川 秀訓¹、佐治 超爾¹、川瀬 守弘¹、呉 樹奎¹、古川 行人¹、梶原 堅太郎¹、佐藤 眞直¹、広野 等子²、菖蒲 敬久³、城 鮎美³、末永 敦士⁴、池田 博一⁵ (1.JASRI/SPring-8、2.ボン大学、3.原子力機構、4.豊和産業、5.ISAS/JAXA)

キーワード：CdTe検出器

Ｘ線受光センサーにCdTeを採用することで20～150keVに渡る広いエネルギーレンジで高検出効率を確保するとともに、ASICには窓型コンパレータによりエネルギー弁別されたＸ線光子数をカウントする回路系を搭載し、各ピクセルが独立した計数型検出器として動作する放射光実験用の2次元検出器開発を行っている。本発表では大面積実機用ASICとして新たに開発したSP8-04F10K ASIC（100×95ピクセル）及びシングルチップ型検出器用制御ボード４枚を組み合わせた有感視野4cm角のマルチボード型検出器について報告する。