2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 化合物薄膜太陽電池の高効率化技術の現在と未来

[19p-W541-1~14] 化合物薄膜太陽電池の高効率化技術の現在と未来

2016年3月19日(土) 13:15 〜 18:45 W541 (西5号館)

田中 久仁彦(長岡技科大)、峯元 高志(立命館大)

15:15 〜 15:45

[19p-W541-7] スマートスタック異種多接合太陽電池

菅谷 武芳1、牧田 紀久夫1、水野 英範1、大島 隆治1、太野垣 健1 (1.産総研)

キーワード:多接合太陽電池、メカニカルスタック

スマートスタック技術は、複数の太陽電池セルを、簡便・自在にスタックすることにより高効率な多接合太陽電池を得る技術であり、自己配列したPd金属ナノ粒子を接合界面に導入し、複数セルを電気・光的にほぼ損失なく接合する。この技術を用いて、III-V族4接合太陽電池を試作し、非集光における発電効率31.6%を実証した。講演では、SiやCIGSといった低コスト異種ボトムセルを用いた例についても紹介する。