2016年第63回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

16 非晶質・微結晶 » 16 非晶質・微結晶(ポスター)

[21a-P8-1~27] 16 非晶質・微結晶(ポスター)

2016年3月21日(月) 09:30 〜 11:30 P8 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[21a-P8-5] 金属薄膜の相対反射率変化による太陽電池モジュール内の酢酸検出

板山 知広1、浅香 孝1、若生 峻太郎1、長崎 秀昭1、岩見 健太郎1、山本 千津子2、原 由希子2、増田 淳2、梅田 倫弘1 (1.農工大工、2.産総研)

キーワード:太陽電池、酢酸、非破壊検出

太陽光発電の発電単価低減のために,太陽電池(PV)モジュールの長寿命化が試みられている.PVモジュールが劣化する要因の1つに,モジュール外部から浸入した水分と内部の封止材(EVA : Ethylene-Vinyl Acetate)との加水分解反応により生じる酢酸が挙げられるが,酢酸の非破壊検出は困難であった.本研究では,PVモジュール内にSn 薄膜とAu 薄膜を封入,酢酸腐食によるSn 薄膜の変化をAu 薄膜との相対反射率で表した,非破壊酢酸検出法を考案した.