[7a-A501-1~11] 12.5 有機太陽電池

[7a-A501-9] マイクロ波界面加熱による有機無機ハイブリッド半導体の結晶化技術を用いた高効率ペロブスカイト太陽電池

〇米谷 真人¹、Vijay S. Murugesan¹、磯 大吉²、Junbeom Kim^2,3、椿 俊太郎²、宮坂 力⁴、和田 雄二²、瀬川 浩司¹ (1.東京大学、2.東京工業大学、3.ソウル国立大学、4.桐蔭横浜大学)

キーワード：有機無機ハイブリッド、ペロブスカイト太陽電池、マイクロ波

有機無機ハイブリッド半導体の結晶化において、加熱温度制御とそれによる化学量論制御はペロブスカイト太陽電池の高効率化において重要であり。本研究では、積層膜界面に直接的に熱エネルギーを供給させる方法としてマイクロ波を用い、これにより効率的、迅速、かつ高い制御性にて低温でペロブスカイトを結晶化させるプロセスを提案する。形成されたペロブスカイト結晶薄膜の解析および太陽電池特性について評価し、さらにキャリア移動物性を踏まえて、従来のホットプレートによる加熱方法との違いについて、議論する。