[19p-225B-1~15] 3.11 フォトニック構造・現象

△ [19p-225B-13] フォトニック結晶レーザの自励パルス発振の特性評価

〇森田 遼平¹、井上 卓也¹、De Zoysa Menaka¹、石崎 賢司¹、田中 良典¹、野田 進¹ (1.京大院工)

キーワード：フォトニック結晶レーザ、短パルスレーザ、自励パルス発振

フォトニック結晶レーザ(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶のバンド端共振作用を用いた面発光型の半導体レーザである。我々はこれまで、PCSELの短パルス・高ピーク出力動作の実現に向け、利得領域と可飽和吸収領域を設けた共振器構造を提案し、実際に試作したデバイスにおいて、パルス幅100ps程度の自励パルス発振の観測に成功した。今回、自励パルス発振を示すPCSELに、より大きな電流注入を行い、ピーク出力やビーム品質などの詳細な特性評価を行ったので報告する。