[20a-232-1~6] 【CS.1】 3.2 材料・機械光学, 12.3 機能材料・萌芽的デバイスのコードシェアセッション

[20a-232-1] 二次元光双安定素子を用いた迷路探索における素子動作モード

〇礒島 隆史¹ (1.理研)

キーワード：光双安定素子、ナチュラルコンピューティング、波面伝播

二次元的広がりを持つ光双安定素子を用いた迷路探索の研究を行っている。迷路形状のパターン光を照射し、迷路始点を強い光でトリガすることにより波面が経路を伝播していくことで探索が行われる。照射光強度によって波面伝播速度を制御でき、波面を後退させる（縮退モード）ことも可能であることが、本素子の特長である。迷路の経路領域と壁領域の照射光強度の組み合わせによって実現される様々な波面伝播のモードについて紹介する。