[20p-PA3-1~13] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[20p-PA3-6] 人工脂質膜内負電荷脂質ドメインによる膜タンパク質活性および分布への寄与解明

〇清水 万葉¹、茂木 俊憲^1,2、林 史夫³、園山 正史^1,2 (1.群馬大院理工、2.群馬大食健康科学教セ、3.群馬大機器分析セ)

キーワード：脂質二重膜、膜タンパク質、原子間力顕微鏡

生体膜では特定の脂質や膜タンパク質が集合したドメインと膜タンパク質活性との関連が重要である。ドメインは脂質分子の疎水性尾部の構造や親水性頭部の電荷の違いにより形成される。しかしドメインへの膜タンパク質局在化を起こす因子については不明な点が多い。本研究では人工脂質膜内の負電荷脂質ドメインが及ぼす膜タンパク質バクテリオロドプシン(bR)活性および膜内分布への影響を明らかにすることを目的にした。