[21p-438-1~12] 9.4 熱電変換

[21p-438-5] 【注目講演】Cu_2-δSeにおける自己キャリア濃度調整効果

〇竹内 恒博¹、邉 韜均¹、崔 城豪¹、ロバート ソボタ¹、ケビン デリムコドリー¹、松波 雅治¹、足立 真寛²、木山 誠²、松浦 尚²、山本 喜之² (1.豊田工業大学、2.住友電工)

キーワード：異常ゼーベック効果、巨大出力因子、巨大無次元性能指数

Cu_2-δSeは約340～400K付近において構造相変態を示すことも知られている．本研究では，構造相変態近傍においてCu_2-δSeの熱電物性を調べ，その結果として，自己キャリア濃度調整機構による，極めて驚くべき熱電特性（ゼーベック係数の異常）を観測した．その詳細について報告を行う．