[12a-W631-1~13] CS.3 3.11 フォトニック構造・現象、13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイスのコードシェアセッション

△ [12a-W631-6] シリコン光回路上に集積された複数量子ドット光源の局所発光波長制御

〇(D)勝見 亮太^1,3、太田 泰友²、長田 有登²、山口 拓人¹、田尻 武義¹、車 一宏¹、角田 雅弘²、岩本 敏^1,2、秋山 英文³、荒川 泰彦² (1.生産研、2.ナノ量子、3.物性研)

キーワード：単一光子、量子ドット、シリコンフォトニクス

大規模な光量子回路を構築する上で、Siフォトニクスの活用は有望である。一方、Si光量子回路のスケーラブルな動作のためには、InAs量子ドット(QD)に代表される決定論的単一光子源のSi上集積が重要となる。これまでに我々は、ハイブリッド集積技術として転写プリント法の利用を検討し、Si光回路上へのQD単一光子源の自在な集積を実証した。一方、光量子回路の動作には個々の光源の発光波長をチップ上で精密に制御する必要がある。そこで今回、転写プリント技術を用いてSi上集積QD光源の近傍に光駆動ヒーターパッドを集積し、光源の発光波長制御、および近接したQD光源間の相対的な発光波長チューニングに成功したので報告する。