2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[13p-PA7-1~12] 3.11 フォトニック構造・現象

2020年3月13日(金) 16:00 〜 18:00 PA7 (第3体育館)

16:00 〜 18:00

[13p-PA7-6] ナノ共振器シリコンラマンレーザの作製歩留まり向上の検討

〇(B)藤本 正直1、川勝 太郎1、安田 孝正1、浅野 卓2、野田 進2、高橋 和1 (1.大阪府大院工、2.京大院工)

キーワード:シリコンラマンレーザ、フォトニック結晶、ラマン散乱

我々は高Q値フォトニック結晶ナノ共振器を用いて,閾値1 µW以下で室温連続発振するシリコンラマンレーザを開発してきた.低閾値レーザ発振には,2つの共振モードのQ値が高いこと,周波数差がシリコンのラマンシフトに一致することが重要である.しかし,これらの値は作製精度に起因する空気孔の半径・位置揺らぎによりばらつきが生じる.ラマンレーザの作製歩留まりを向上させるべく,共振器構造を改良して検討を行った.