2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

[15a-PA5-1~25] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2020年3月15日(日) 09:30 〜 11:30 PA5 (第3体育館)

09:30 〜 11:30

[15a-PA5-17] 酸化ガリウム多形における自己束縛正孔の第一原理計算による検討

〇(M2)我毛 智哉1、熊谷 悠1、大場 史康1 (1.東工大フロンティア研)

キーワード:酸化ガリウム、自己束縛正孔、第一原理計算

β-Ga2O3は広いバンドギャップとn型伝導性のため、パワーデバイスや深紫外透明伝導体への応用が期待されている。一方でpβ-Ga2O3の実現は、自己束縛正孔の形成により困難であるという理論的検討がある。Ga2O3にはいくつかの準安定相が存在するが、その基礎特性に関する実験的、理論的報告は限られている。そこで本研究では、Ga2O3の4つの多形 (α, β, δ 及び ε相) に着目して、自己束縛正孔の安定性とp型実現性を第一原理計算により調査する。