2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[22a-P05-1~5] 6.5 表面物理・真空

2021年9月22日(水) 11:00 〜 12:40 P05 (ポスター)

11:00 〜 12:40

[22a-P05-3] ガス導入による NAP-HAXPES の帯電解消および試料表面の圧力測定(2)

〇(M1)竹中 研人1、足立 健太1、高原 光司2、住田 弘祐3、鈴木 哲2 (1.兵県大理、2.兵県大高度研、3.マツダ(株))

キーワード:NAP-HAXPES

前回我々は、準大気圧硬X線光電子分光 (Near-Ambient-Pressure Hard X-ray Photoelectron Spectroscopy: NAP-HAXPES)装置を用いてガラス板などの帯電が窒素ガス圧2500 Paで解消されることを示した [1]。帯電解消は、ガス中での電子の散乱によって形成される二次電子が試料表面の帯電を中和するためと考えられる。今回は、帯電解消に必要な圧力が試料とアナライザーのフロントコーン間の距離d(図2の挿入図参照)に強く依存することを明らかにした。