[16p-Z28-1~21] 2.2 検出器開発

[16p-Z28-10] HfO₂-PLS搭載MPPC検出器の57.6keV X線測定：MPPCピクセルサイズによる特性比較

〇岸本 俊二¹、戸田 明宏² (1.KEK物構研、2.東京インキ㈱)

キーワード：プラスチックシンチレータ、ガイガーモードAPD、X線

酸化ハフニウム・ナノ粒子を40wt%まで添加したプラスチック・シンチレータ（PLS）を採用し、ガイガーモードで動作するシリコン・アバランシェフォトダイオード（MPPC）を受光素子とするシンチレーション検出器を製作した。その57.6keV X線（I-127原子核の第1励起準位と同じエネルギー）に対する応答特性をピクセルサイズの異なるMPPCについて評価した。波高・時間スペクトル、及び入射ビーム強度を変えて計数率の変化を測定した。