2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[18p-P02-1~6] 3.4 生体・医用光学

2021年3月18日(木) 13:00 〜 13:50 P02 (ポスター)

13:00 〜 13:50

[18p-P02-6] ラマン分光法によるがん細胞中のチミジル酸合成酵素の測定

〇(M1)久世 敏之1、谷野 良輔2、津端 由佳里2、磯部 威2、藤田 恭久1 (1.島根大院自然科学、2.島根大医)

キーワード:ラマン分光法、がん、主成分分析

非小細胞肺がんや悪性胸膜中皮種の薬物治療において、抗がん剤のペメトレキセドが使われているが、チミジル酸合成酵素(TYMS)の発現量が多いがんはペメトレキセドに対する薬剤耐性をもつ。今回の研究ではPC-9とH2452という細胞株において、TYMS発現量の多い細胞(Ctrl)と、siRNAによってTYMS発現量を減少させた細胞(TYMS#2とTYMS#3)を用意した。これらの細胞のラマンスペクトルを測定および解析を行うことでTYMS発現量の違いを調べた。