2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[18p-Z22-1~15] 12.7 医用工学・バイオチップ

2021年3月18日(木) 13:30 〜 17:45 Z22 (Z22)

田中 徹(東北大)、横田 知之(東大)、横式 康史(東工大)

16:30 〜 16:45

[18p-Z22-11] 埋植型イメージングデバイスとマイクロダイアリシスによるマウス腹側被蓋野神経活動と投射先におけるドーパミン放出の同時計測

邑上 貴秋1、太田 安美1、須永 圭紀2、河原 麻美子1、竹原 浩成1、春田 牧人1、田代 洋行1、笹川 清隆1、太田 淳1 (1.奈良先端大、2.ヒューストン大学)

キーワード:蛍光イメージング、マイクロダイアリシス、CMOSイメージセンサー

ドーパミン(DA)は、運動や認知機能に関わる神経伝達物質であり、ニコチンによる中毒症状にも深く関わっている。本研究では、 腹側被蓋野に埋植した超小型イメージングデバイスにより神経活動を計測し、DA検出をDA神経投射先の側坐核でマイクロダイアリシスにより行った。その結果、自由行動下マウスでDA神経活動とDA放出の同時計測に成功した。これにより脳内でのDA作用機序解明に本手法が有効であることを実証した。