2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.10】 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェア

[21a-A200-1~13] CS.10 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェア

2022年9月21日(水) 09:00 〜 12:30 A200 (A200)

加治佐 平(東洋大)、早水 裕平(東工大)

09:30 〜 09:45

[21a-A200-3] 治療薬物バンコマイシンの血中濃度モニタリングのための表面プラズモンアプタセンサの開発

田口 結彩1、里村 結衣1、飯谷 健太1、當麻 浩司1,2、荒川 貴博1,3、三林 浩二1 (1.医科歯科大、2.芝浦工大、3.東京工科大)

キーワード:治療薬物モニタリング、表面プラズモン共鳴、アプタセンサ

本研究ではペプチドアプタマーと表面プラズモン共鳴を用いて、血中バンコマイシン(VCM)濃度のモニタリングのための高感度な表面プラズモンアプタセンサを開発した。作製したセンサはVCM濃度に応じた反射率変化を示し、トラフ値以下で定量可能な感度(定量下限値:0.47 μM)が得られた。またPBSでの洗浄による再生が可能であった。以上、作製したセンサによるVCMの高感度かつ繰り返し測定の可能性が示された。