2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[22p-D214-1~15] 9.5 新機能材料・新物性

2022年3月22日(火) 13:00 〜 17:00 D214 (D214)

笹川 崇男(東工大)、高瀬 浩一(日大)

15:30 〜 15:45

[22p-D214-10] 第一原理計算による量子多体系としてのエレクトライド解析

菅野 志優1、〇多田 朋史1,2、中村 和磨3、細野 秀雄1 (1.東工大元素、2.九大エネ機構、3.九工大工)

キーワード:エレクトライド、電子相関、第一原理計算

近年、エレクトライドにおいて量子多体系の振る舞いを示すものが現れ、それらの高精度物性計算が必要とされている。本研究では、第一原理計算を用いて一連のエレクトライドにおける電子相関の強さを定量的に評価した。特に、0次元、1次元系のエレクトライドは強い電子相関を示し、従来のd、 f電子系に加え空隙s電子系であるエレクトライドも量子多体系としての物性が期待できることを理論的に明らかにした。