2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 量子コンピュータ:システム構築のための技術と期待されるアプリケーション(Ⅱ)

[24p-E101-1~10] 量子コンピュータ:システム構築のための技術と期待されるアプリケーション(Ⅱ)

2022年3月24日(木) 13:30 〜 18:05 E101 (E101)

岩本 敏(東大)、河口 研一(富士通)、小坂 英男(横国大)、土門 孝彰(秋田銀行)

17:00 〜 17:30

[24p-E101-8] タイヤ材料開発への量子コンピュータ活用に向けた取組み

〇佐藤 弘一1 (1.(株)ブリヂストン)

キーワード:タイヤ材料、量子コンピュータ、計算科学

タイヤは天然ゴム、合成ゴム、充填剤、配合剤、補強繊維、鋼材から構成されている。これらの構成材料がタイヤとなるまでの工程において様々な化学反応を起こし、その結果ゴム材料の物理特性が決定されタイヤ性能に大きく影響する。それらミクロスケールの現象を理解するために計算科学を活用しているが課題も多い。量子コンピュータを活用することでこれら課題を克服できるのか?に興味があり情報収集および試行計算を行っている。