[25p-E205-1~13] 12.1 作製・構造制御

[25p-E205-10] 分子配向ビスアゾ色素J会合体薄膜における超長波長シフト

〇青山 哲也¹、余 健²、村中 厚哉³、石飛 昌光⁴、梅澤 洋史⁵、松本 真哉^1,2、内山 真伸^3,6、山形 豊¹、田中 利彦⁵ (1.理研RAP、2.横国大院環情、3.理研CSRS、4.ASET住友化学研、5.福島高専、6.東大院薬)

キーワード：分子配向、近赤外線吸収色素

我々は、赤色から近赤外線を吸収するJ会合体色素の分子配向膜について研究を行ってきた。本研究のビスアゾ色素はJ会合体を形成する分子としては珍しく非イオン性であるため、真空蒸着による成膜が容易である。今回、高速蒸着により非常に大きな長波長シフトが起き、波長1000 nmを超える近赤外線を吸収する分子配向薄膜が得られたので報告する。