第42回 日本血管外科学会学術総会

演題登録

演題募集期間:9月10日(火)~11月14日(木)24時
 
演題修正期間:11月21日(木)15時
*演題登録,修正を締切ました。多数のご応募をありがとうございました。

                                                                    
 第42回日本血管外科学会学術総会では、原則としてこちらのページより抄録原稿の申し込みをお願いいたします。


 

1. 募集方法

 大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)のオンライン学術集会演題抄録登録システムを利用します。

 なお、登録サーバーはUMINサイト中で運用されますが、運営は総会事務局が行いますのでUMINへの直接のお問い合わせはご遠慮ください。またWWWの応募用のページは締切日の正午をもって閉鎖となります。

 オンライン登録がご利用いただけない方、また登録方法についてご不明な点がございましたら、(株)メディカルトリビューンへお尋ねください。

使用ブラウザ

※ UMINオンライン演題登録システムでは、現在、 Internet Explorer、Netscape、 Safari[ver.2.0.3(417.9.2)以降]、Firefox、Google Chrome 以外のブラウザでは演題登録できません。
演題登録には、Internet Explorer、Netscape、Safari[ver.2.0.3(417.9.2)以降]、 Firefox、Google Chromeにてお願いします。

※ご利用可能なブラウザとバージョン:
・InternetExplorer Ver.4.0以上を推奨
・Netscape Ver.4.0以上を推奨
・Safari Ver.2.0.3(417.9.2)以降
・Firefox 全てのバージョン
・Google Chrome

文字数制限等

演題名 全角45字以内
抄録本文、全所属機関名、全著者氏名、の合計 全角1100字以内

文字数は、項目間にスペースが含まれるものとして計算しております。
スペースの計算方法は以下のとおりです。
著者名は、姓と名の間に全角スペースが加わります。また共同著者がある場合や、所属機関が複数ある場合は各項目間にそれぞれ全角1文字が追加されます。

 例)
  著者1:勇民 太郎 (「姓」と「名」の間に全角スペースが入り、合計全角5文字となる)
  著者2:勇民 二郎 (全角5文字)
    → 著者名合計=5+1+5=11文字

  所属機関名1:勇民大学 心臓血管外科 (全角11文字)
  所属機関名2:勇民医療センター 心臓血管外科 (全角15文字)
    → 所属機関名合計=11+1+15=27文字

尚、最後の項目の後にはスペースはないものとして計算いたします。

2. 演題受領通知

ご応募いただいた演題には、電子メールにて自動的に演題受領通知が送信されます。
必ずE-mailアドレスを確認してください。

演題受領通知、演題修正完了通知は、その作業が完了したすぐ後に登録されたアドレスに自動的に返信されます。もし返信メールが届かない場合は、アドレスが間違っている可能性がありますので、(株)メディカルトリビューン(jsvs-mt@medical-tribune.co.jp)までお問い合わせ下さい。

3. 演題採否通知

演題の採否、発表日時のご案内は、メールにて行いますので登録時には必ずE-mailアドレスを確認してください。

4. 公募内容

1)シンポジウム

1.重症虚血肢に対する治療選択:バイパス手術、EVT、hybrid(公募、一部指定)

重症虚血肢に対する治療法はバイパス手術の成績向上と血管内治療の進歩により大きく改善しつつある。多発病変や広範な血管病変を有する例では、中枢側を血管内治療で行い、末梢側にバイパスを行う等のハイブリッド治療も行われている。本シンポジウムは、経験の豊富な演者に、それぞれの治療法の機能予後と生命予後の検討から、患者の病変や全身状態に応じた治療選択を論じてもらいたい。(個別討論のみ、総合討論なし)

2.急性大動脈解離における臓器灌流障害:発生機序と病態から対策を考える(指定、一部公募)

急性大動脈解離に対する治療成績は近年改善が著しいが、未だ未解決の問題として臓器灌流障害が残されている。これは分枝狭窄、引き抜き、二次的血栓塞栓症、真腔狭窄などさまざまな病態が関与しており、病態解析から治療法を論じる必要がある。虚血再灌流障害は、時間的要因も関与しており、早期の病態把握と治療介入による良好な成績の報告もある。本シンポジウムでは、臓器灌流障害の病態から、適切な治療法と時期について論じていただきたい。(個別討論のみ総合討論なし)

3.弓部大動脈を含む広範囲胸部大動脈瘤の手術戦略(公募)

弓部大動脈を含む大動脈基部病変や胸部下行・胸腹部大動脈瘤、megaaorta症候群に対しては、様々なアプローチがとられ、手術時期についても、同時・分割等さまざまな戦略がとられている。本シンポジウムでは、遠隔予後から広範囲胸部・胸腹部大動脈瘤の最適な治療戦略について論じていただきたい。(総合討論あり)

4.急性・慢性肺塞栓症に対する治療(血栓除去、カテーテル治療、PCPS、内膜摘除、PTA、薬物療法)(指定、公募)

静脈血栓症を取り扱う血管外科医にとって、急性・慢性肺血栓塞栓症は熟知しておくべき疾患である。急性期の重症急性肺血栓塞栓症に対してはカテーテル治療、PCPS、外科治療が救命のために重要な治療法である。慢性肺血栓塞栓症に対しては、薬物療法、カテーテル治療の導入とともに内科医の関心も高まっているが、内膜摘除術は依然根治的治療として重要である。本シンポジウムでは、この分野で多くの経験を有する演者にそれぞれの治療法の最新の成績と遠隔成績を報告していただき、静脈血栓塞栓症患者の予後改善の参考としていただきたい。(総合討論なし)

 

2)ビデオシンポジウム

1.足関節レベルへのバイパス術のこつと落とし穴(公募)

重症虚血肢の治療成績向上のためには、足関節およびその末梢の血行再建が重要であるが、石灰化の処理、感染のコントロール、良質なグラフトの選択、中枢側吻合血管の選択などさまざまな工夫が必要である。二次開存率の向上のためには、追加手術も必要である。手術の工夫とトラブル対応法について、ビデオ画像を用いて紹介していただきたい。(総合討論あり)

2.EVAR, TEVARのトラブルシューティングと遠隔期再手術(公募)

胸部、腹部大動脈瘤に対する血管内治療は低侵襲で短期成績は良好であるが、時に解離、末梢塞栓、閉塞、血管損傷など術中に重大な合併症を生じることがある。このような場合の対応や開胸開腹手術へのコンバージョンの決断と手術手技についてビデオで紹介していただきたい。さらに、遠隔期の合併症に対する再手術をビデオで解説していただきたい。(総合討論あり)

3.鎖骨下動脈起始異常・椎骨動脈起始異常・頸動脈病変を合併する弓部大動脈瘤の手術(公募)

鎖骨下動脈起始異常や椎骨動脈起始異常を伴う弓部大動脈瘤の手術では、動脈壁が脆弱であったり、視野が深くアプローチや再建方法に工夫を要したりする場合がある。左椎骨動脈優位例に対するTEVARでは左鎖骨下動脈の再建が必要な場合がある。これらの場合の再建法について解説をお願いしたい。(総合討論あり)



3)パネルディスカッション(総合討論あり)

1.血管内治療時代の血管外科医養成プログラム(公募、一部指定)

血管内治療の普及により血管外科の治療体系は大きく変貌しつつあり、血管形成術やステントグラフト治療は血管外科医の修練プログラムの中に組み込む必要性がある。患者中心の医療を展開するためには、他の診療科との協力による集学的治療も重要である。一方で、合併症対策や長期予後を考慮するとopen surgeryの技術は確実に伝える必要がある。各施設での血管外科医養成プログラムを紹介いただき、次世代の血管外科養成プログラムについて議論をいただきたい。

2.傍腎動脈腹部大動脈瘤の治療:open surgery vs. EVAR
傍腎動脈腹部大動脈瘤に対する治療はopen surgeryが基本であるが、最近では様々なテクニックを用いてEVARが行われるようになっている。open surgeryにあっては長期予後、EVARにあっては中期予後と合併症の観点から、適切な治療選択について議論をお願いし、病態に応じた最適な治療法を探ってゆきたい。

3.虚血性心疾患を合併した重症虚血肢の治療戦略:血管外科医、麻酔科医、心臓外科医、循環器内科医の立場から(公募、一部指定)

重症虚血肢患者の生命予後は合併する虚血性心疾患の管理・治療によって大きく左右される。最近では、重症虚血肢をアテローム血栓症としてとらえ、治療介入によって予後の改善を期待する動きもある。糖尿病や透析例での重症虚血肢の外科治療にあたっては、しばしば合併する重症虚血性心疾患の管理から治療法を選択する必要性が出てくる。虚血性心疾患を合併した重症虚血肢に対する治療戦略をそれぞれの専門医の立場から議論をお願いし、治療成績の向上につなげたい。

4.末梢解離腔の運命から見た急性DeBakey I型解離の手術術式:弓部置換同時施行の是非

Stanford A型大動脈解離の治療成績は診断技術および手術手技の進歩により著しく改善した。一方で弓部より末梢まで偽腔開存を伴うDeBakey I型の大動脈解離に対しては、積極的に弓部大動脈まで置換する考え方、frozen elephant trunkを併用して末梢側のremodelingを期待する考え方、エントリー切除が行えれば上行置換あるいは hemiarch replacementでとどめる考え方等さまざまである。末梢側解離腔の運命に注目し、遠隔期の再手術を回避するためにはどのような病態にどのような術式を選択するのかが重要であり、遠隔成績から見た最適な治療法を探りたい。

5.自己弁温存大動脈基部再建術の適応と遠隔成績

自己弁温存大動脈基部再建術が本邦で行われるようになってから20年以上が経過し、本邦での長期遠隔成績も明らかになりつつある。良好な遠隔成績により、積極的に大動脈弁形成を併用して適応を拡大している施設もあるが、まだ一般的ではない。大動脈弁・弁輪のgeometryと逆流形態から本法の適応を議論し、さらに術前・術中評価法について議論をいただくとともに、長期遠隔成績についても報告していただき、本法の標準化の可能性を探りたい。また、Bentall手術の遠隔成績も示していただき、その遠隔予後と比較をお願いしたい。

 4)ビデオセッション
How to do it 
 

5)要望演題

 ① 末梢動脈バイパス二次遠隔開存率を向上させるための工夫
 ② 重症虚血肢に対するチーム医療
 ③ Leriche 症候群に対する治療選択
 ④ 高度石灰化血管に対する手術の工夫:末梢バイパスおよび大動脈手術
 ⑤ Type II エンドリークに対する治療(re-intervention,開腹手術)
 ⑥ マルファン症候群の大動脈病変に対する治療の長期成績
 ⑦ CKD,透析例に対する大血管手術
 ⑧ Shaggy aorta を合併する弓部大動脈瘤の手術
 ⑨ 遠位弓部大動脈瘤の術式選択と遠隔成績
 ⑩ B 型解離に対するTEVAR:適応,時期,合併症
 ⑪ TEVAR における対麻痺予防策
 ⑫ TEVAR の中期成績と遠隔期合併症
 ⑬ 胸腹部大動脈瘤に対するhybrid 治療
 ⑭ 高度粥状硬化を伴う腹部大動脈瘤の治療選択
 ⑮ 長期遠隔成績からみた腹部大動脈瘤開腹手術の適応
 ⑯ 静脈血栓塞栓症予防の取り組み
 ⑰ 静脈血行障害に対する治療選択
 ⑱ スポーツと血管外科

6)一般演題(口演,ポスター)

5. 公募資格

 演者ならびに共同演者は本学会会員に限ります。未入会の方は、下記事務局へ入会申し込みをしてください。日本血管外科学会ホームページからもオンラインで入会申し込みができます。

日本血管外科学会事務局 (日本血管外科学会ホームページはこちら

(入会申し込み先)
住所 〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30 イタリア文化会館ビル8F(株)メディカルトリビューン
TEL 03-3239-7264
FAX 03-3239-7225
E-mail jsvsoffice@medical-tribune.co.jp

6. ご質問・お問い合わせ

 演題登録方法(オンライン登録)についてのお問い合わせ先

(株)メディカルトリビューン 学術事業部(担当:大谷・山口)
住所 〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30 イタリア文化会館ビル8F(株)メディカルトリビューン
TEL 03-3239-7217
FAX 03-3239-9375
E-mail jsvs-mt@medical-tribune.co.jp

第42回日本血管外科学会学術総会事務局

弘前大学大学院医学研究科・胸部血管外科学講座
住所 〒036-8562 青森県弘前市在府町5番地
TEL 0172-39-5074
FAX 0172-37-8340
E-mail jsvs42@cc.hirosaki-u.ac.jp
学会総会幹事 谷口 哲
 

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