開催校挨拶

2023年8月
2024年度組織学会年次大会開催のお知らせ
2024年度組織学会年次大会 実行委員長
関西大学 原 拓志
実行委員会一同
2024年度組織学会年次大会を、以下の通り開催いたしますので、会員の皆様には、是非ご参加いただきたく宜しくお願い申し上げます。
日 時:2023年10月28日(土)・ 29日(日)
開催校:関西大学 ※通常開催
統一テーマ:「組織論的視点の浸透」
組織論の知見・視点から、さまざまな現象について我々は何をどこまで、どのように解明し議論することができるのか。改めて、様々な領域の知的活動において、組織論的視点がどのように活用されうるのか、皆で検討し対話する機会を提供したいと考えています。
プログラムは、以下の企画より構成されています。
(1)基調講演「ウェルビーイングと組織マネジメント」
(2)特別セッションⅠ・Ⅱ「ウェルビーイング」「データ・サイエンス」
(3)12テーマのレギュラー・セッション
開催校、大会委員会,編集委員会の企画によるもの
(4)ランチョン・ミーティングⅠ・Ⅱ「『経営学の危機』を超えて」
初日に、開催校挨拶あり
(5)モーニング・ミーティング「経営学の質問箱」
(6)会員総会
(7)懇親会
今回、開催校の企画として、戦略、歴史、イノベーション、ヒューマン・リソース・マネジメント、アントレプレナーシップ、安全マネジメントといった問題群に組織論を掛け合わせたセッションを設けます。それらにダイバーシティや機械学習、起業家教育、NPO、根本概念という多彩な大会委員会の企画セッションや編集委員会の企画セッションを加え、4会場に分かれて、合計12のテーマについて各80分間のレギュラー・セッションを両日午前に配置しました。いずれも現代の社会問題に関わるテーマであり、学会員の多様な関心にも応えられることを期待しております。
午後は、基調講演と特別セッションを配置しています。1日目の土曜日は、近年さまざまな学問領域で取り上げられている「ウェルビーイング(幸福)」について、基調講演と特別セッションⅠが開かれます。
基調講演では、「ウェルビーイングと組織マネジメント」というテーマで、ウェルビーイング研究のパイオニアであられる矢野和男氏(株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO、株式会社日立製作所フェロー、東京工業大学連携教授)より、データ・サイエンスを駆使して分析されてきた「幸せで生産的な企業」についての知見を共有していただきます。
つづく特別セッションⅠでは,森永雄太先生(武蔵大学)の司会進行の下、國分裕之氏(全日空商事株式会社 代表取締役社長)、荒木勤氏(富士通株式会社 Employee Success本部Employee Relation統括部長)、河﨑保徳氏(ロート製薬株式会社 取締役CHRO)にご登壇いただき、ウェルビーイングと組織について幅広い観点からパネルを展開していただきます。
そして、2日目の日曜日の午後の特別セッションⅡは、進展著しい「データ・サイエンス」についてです。「見えないものが見えてくるとき、拓けてくる研究フロンティア」というテーマについて、矢田勝俊先生(関西大学)の司会進行の下、鷲尾隆氏(大阪大学)、津本周作氏(島根大学)、里村卓也氏(慶應義塾大学)がご登壇して、幅広い議論をしていただきます。
これらに加えて、昼食休憩時間と朝の早い時間に3つの特別企画を設定しました。まず、ランチョン・ミーティングでは、両日に渡たり「『経営学の危機』を超えて」というテーマで議論します。
初日は、佐藤郁哉先生(同志社大学)にご登壇いただき、「ワクワクする研究」について考える機会を頂戴します。
2日目は、李振氏(関西大学)と矢田勝俊先生(関西大学)が「AIが切り拓く経営学研究の可能性」を語ります。
両日ともに、お弁当(要事前予約)をご用意しておりますので、昼食をとりながらの、カジュアルなスタイルでご参加ください。
初日の朝のモーニング・ミーティングでは、若手研究者が「経営学の質問箱」という経営学研究に関する質疑応答とネットワーキングを兼ねた企画を準備してくれています。ここでは、「いまさら聞けない質問」を広く会員の皆さまから大会専用ホームページ上で事前に受け付けて、それに対して、ベテラン研究者を中心に対話していく形式が採用される予定です。
このように、盛りだくさんの研究企画とともに、年次大会としては4年ぶりに懇親会が開催されます。千里山キャンパス内において、皆さまがリラックスして、大いに語り合い交流できる場をご用意いたしますので多くの会員の皆様のご参加を期待しております。
最後に、関西大学千里山キャンパスは、大阪梅田駅から阪急電鉄千里線で約25分の「関大前」駅から、徒歩5分程度のところにございます。お手数をお掛けして誠に申し訳ございませんが、ご宿泊については,各自でご手配いただきますよう宜しくお願いいたします。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
なお、大会運営に関する最新情報は、順次この大会専用ウェブサイト(オフィシャルサイト)に掲載してまいりますので、ご確認いただきたくお願い申し上げます。
それでは大会へのご参加を心よりお待ち申し上げます。