[B01] Development of Simple and Practical Sum-peak Method
Keywords:sum-peak method, absolute measurement, radioactivity, coincidence sum, gamma emitter
サムピーク法は、放射能の絶対測定法の一つであり、計数効率に頼らず、ピーク計数率、サムピークの計数率および全計数率から放射能を計算する方法である。全計数率を必要とするため、他のγ核種が混入している試料での放射能の計算は困難である。我々は、ピーク計数率とサムピーク計数率のみで計算する方法を開発した。本法により、他のγ核種が混入している一般の試料の放射能を計算することが可能となった。本法は、極めてシンプルかつ実用的である。