[B07] Construction of wound phantom using contaminated thin resin assemblies
Keywords:X-ray fluorescence Analysis, evaluation of contaminated wound
我々はアクチニドやγ放出核種などに汚染された創傷部を模したファントムを構築した。本研究では放射性物質の代替汚染物質を非放射性の鉛とし、創傷部鉛汚染を模した1mm厚の鉛レジンサンプル(濃度:50 ppm,100 ppm,200 ppm)を作成した。更に、人体を模したポリエチレン板と出血を模した血液サンプル(非凝固処理済みのマウス血液をアクリル板に封入したもの。厚さ4種類)とを組み合わせることで、より実際の創傷部に近い創傷ファントムの構築を行った。またその評価手段として創傷ファントムの鉛濃度と蛍光X線信号強度の関係を明らかにした。