[B28-30] 福島原発事故関連：線量評価1

[B30] Study on long-term radiation exposure analysis after the Fukushima Daiichi nuclear accident

(Part1) Improvement of the EU long-term radiation exposure code (ERMIN)

^〇Minsik KIM¹, Shinsuke Kato¹, Ryoji Ooba¹, Masamichi Oura¹ (1.The University of Tokyo)

福島原子力発電所事故では、発電所より放出された放射性物質が風により広域に拡散され、乾性および湿性沈着によって放射性物質が地面に付着し、土壌および植生が汚染された。風が吹くと土壌に沈着した放射性物質は再飛散され呼吸を通じて体内に摂取され人体に影響を与える可能性がありうる。本研究では、チェルノブイリ事故後、EUが共同開発した長期被ばく評価コード(ERMIN)の日本版改良作業を行い、長期被ばく評価計算を行うことを最終目的として、日本版土地利用データベースおよび福島地域放射能観測データベースをインストールし、福島地域の長期間被ばく線量の計算を行なった。