[B31-35] 福島原発事故関連：環境分布，動態1

[B32] Study on Distribution and Migration of Radioactive Substances around the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant

II. Study on system used by steel pipe method for depth profile measurement

^〇Norihiro MATSUDA¹, Kimiaki SAITO¹ (1.Japan Atomic Energy Agency)

Keywords:Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident, Cs-137, depth profile, PHITS

東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故に伴い環境中に放出された放射性物質は、土壌中で深度分布を持つことが知られている。事故直後のこれらの放射性物質に起因する空間線量率の把握が未実施の状況において、鉄パイプを用いた方法は短時間で土壌を採取でき、当時の深度分布の情報を保持できる有用な方法であった。本研究では、鉄パイプを用いた土壌深度分布測定システムに関して、PHITSコードを用いたシミュレーションで、その性能を評価する。