日本原子力学会 2014年春の年会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-2 ビーム計測

[D07-09] ビーム計測,レーザー

Wed. Mar 26, 2014 2:30 PM - 3:20 PM D (1号館 11A)

座長:大垣英明(京大)

[D09] Development of laser welding and overlay equipment for maintenance and repair in narrow space

Takaya Terada1, Kiyoshi Oka1, Akihiko Nishimura1 (1.Japan Atomic Energy Agency)

Keywords:laser wekding, overlay, cladding

蒸気発生器伝熱管検査補修技術開発で培った技術をもとに新しいレーザー溶接補修ツールの産業化を進めている。レーザー源にはナノ秒パルスYAGレーザーからCWファイバレーザーにいたる各種レーザーが利用可能である。ツール先端分は手持ち溶接トーチのデザインとし、配管内や隅肉などの狭隘空間でのレーザー溶接及び表面改質を行うことができる。溶接トーチの先端部からのガス供給により、溶接等の作業において雰囲気を制御することができる。また、レーザー伝送用ファイバと画像伝送用ファイバを同軸上に配して一体溶融化した複合型光ファイバにより、直視が困難な場所でも観察しながらの作業が可能である。装置全体は小型で可搬型であるため、プラントなどの現場に持ち込んで使用することができる。会議では開発した装置の詳細とプラントの保守保全のための利用に関して報告する。