日本原子力学会 2014年春の年会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-5 医療用原子炉・加速器

[D10-12] 医療用加速器,NCT

Wed. Mar 26, 2014 3:20 PM - 4:10 PM D (1号館 11A)

座長:瓜谷章(名大)

[D11] Dose distribution around a syringe-needle-type proton-induced quasi-monochromatic X-ray source for prostate cancer therapy

Yuchao Hu1, Kotaro Kondo1, Hitoshi Fukuda1, Yoshiyuki Oguri1 (1.Research Laboratory for Nuclear Reactors, Tokyo Institute of Technology)

Keywords:Prostate Cancer, Brachytherapy, Syringe Needle, Accelerator, Proton Beam, Quasi-monochromatic X-ray, Dose Distribution, Monte Carlo Simulation

現在、前立腺がんの放射線治療には、小線源の永久挿入法が広く用いられている。腫瘍のみに集中的に高線量を与えることで、高い治療効果が期待できる。一方で、挿入時の医療スタッフの被ばくや線源紛失事故等の問題点が残されている。これらを解決するため、本研究では、患部に挿入した注射針の先端に置いた金属ターゲットに加速器からのMeV陽子線を照射して準単色X線を発生し、小線源と同様な効果を得ることを検討している。今回は、汎用粒子・イオン輸送計算コードPHITSを用いた線量分布の計算結果、及び対応する予備的な実験結果について報告する。