日本原子力学会 2014年春の年会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-3 ビーム利用・ターゲット

[D37-42] イオンビーム,ガンマ線

Thu. Mar 27, 2014 4:55 PM - 6:30 PM D (1号館 11A)

座長:菅晃一(阪大)

[D39] Feasibility Study on Polonium-209 as Radioisotope Fuel for Space Nuclear Power

Jun Nishiyama1 (1.Research Laboratory for Nuclear Reactors, Tokyo Institute of Technology)

Keywords:Radioisotope thermoelectric generator, Polonium-209, Plutonium-238, RI production, Proton beam

宇宙用探査機にとって電源システムは必要不可欠な機器であり、火星より遠くの惑星では太陽光が非常に弱く、これまでの惑星探査ではPu-238を熱源とする原子力電池が主電源として利用されてきた。しかし近年Pu-238の製造が困難となっている。そこで Pu-238に代わる放射性同位体の候補として、α崩壊核種について特性の検討を行った。その結果Po-209が原子力電池の熱源として Pu-238と同等の性能が期待されることを見出した。Po-209を原子力の熱源として使用するにあたり必要となる基本的な特性、陽子加速器を用いた製造条件の評価を行った。