[E08-14] トリチウム工学1

[E12] Elucidation of the tritium transfer dynamics in the plasma device

^〇Kenta Yuyama¹, Makoto Kobayashi², Hiromichi Uchimura², Kensuke Toda², Masao Matsuyama³, Masanori Hara³, Tomoaki Hino⁴, Yuji Yamauchi⁴, Yuji Nobuta⁴, Akio Sagara⁵, Masahiro Tanaka⁵, Naoko Ashikawa⁵, Yasuhisa Oya², Kenji Okuno² (1.Faculty of Science, Shizuoka University, 2.Graduate School of Science, Shizuoka University, 3.Hydrogen Isotope Research Center, University of Toyama, 4.Graduate School of Engineering Hokkaido University, 5.National Institute of Floricultural Sciences)

Keywords:fusion reactor, hydrogen isotope, fuel cycle, tritium

核融合炉に燃料として導入した水素同位体の多くは回収され、再供給される。そのため核融合炉の確立にむけ、水素同位体の燃料サイクルの観点から、水素同位体の回収・精製効率に関して詳細に検討する必要がある。実験室規模の知見から実機における水素同位体の移行挙動を明らかにするために、水素同位体ダイナミックス解明装置（EXPRESS）を設計・作成した。これまでに重水素ガスを用いたガス純化系における重水素ガス純化効率の算出及び純化効率の最適化を行った。本研究では、プラズマ曝露部より排気されたトリチウムガスを回収し、加熱したZrCoを用いたトリチウムガスの一次純化、Pd膜水素高純度精製装置による一次純化トリチウムガスのさらなる高純化、ZrCoによる貯蔵、及び再供給、という一連の処置を行い、トリチウム純化や回収効率を算出し、トリチウム輸送ダイナミクスを明らかにした。