[E08-14] トリチウム工学1

[E13] ポーラスSDVBポリマー担時Pt触媒（Kogel触媒）のキャラクタリゼーション

^〇田口明¹, 杉山貴彦², 森田洋平², 田中将裕³, 古藤健二⁴, 宗像健三⁵ (1.富山大・富山大, 2.名大・大学院工学研究科, 3.核融合研, 4.九大学研究院, 5.秋田大学・工学資源学部)

キーワード：トリチウム, 分離・濃縮, Kogel触媒

水素同位体濃縮に高活性を示す多孔性スチレン-ジビニルベンゼンポリマー担時Pt触媒（Kogel触媒）について，電子顕微鏡観察，細孔構造解析（窒素吸着等温線，水銀圧入法），CO吸着による物性解明を行った。その結果，細孔径約0.22マイクロメートル，細孔容積約1.56 cm³/gのマクロ細孔を有すること，並びに約200 m²/gの表面積を有する事などが明らかとなった。また，CO吸着測定から，Pt分散度は16～19％である事が明らかとなった。これは，7～8nmのPt粒子径に相当する。また，TEM観察により5～10 nm程度のPt粒子が確認された。