日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-6 核融合炉システム・設計・応用

[E21-23] 核融合炉システム設計・応用

2014年3月27日(木) 09:30 〜 10:20 E (1号館 11B)

座長:橋爪秀利(東北大)

[E22] 核融合炉原型炉に向けた炉内構造物の安全設計に関する基礎的研究

柿山慧1, 松本哲男1, 日渡良爾2 (1.東京都市大大学院, 2.電中研)

キーワード:核融合, 核融合原型炉, ブランケット, ダイバータ, 安全設計

現在、核融合エネルギー実用化に向けて国際熱核融合炉実験炉(ITER)計画が進められている。実用化に向けた課題として、原型炉における安全確保に向けた設計方針の体系化とそれに基づく安全設計が挙げられている。本研究では、軽水炉、実験炉ITER、原型炉それぞれにおける安全性の考え方の違いを比較・評価することで、原型炉設計に向けて、新たに検討が必要な安全性に関する課題を抽出し、熱・高速イオン・中性子輸送に関する計算結果からブランケットやダイバータにおける安全上の課題について検討を行った。