[E33-38] 水素同位体挙動

[E35] Desorption behavior of hydrogen isotopes implanted into copper by glow discharge

^〇Kazuyuki Noborio¹, Masao Matsuyama¹, Nobuaki Noda¹, Shinsuke Abe¹, Kiyohiko Nishimura², Masahiro Tanaka² (1.University of Toyama, 2.National Institute for Fusion Science)

Keywords:Copper, Tritium, Diffusion, Temperature programmed desorption

銅試料をグロー放電プラズマに曝露することで水素同位体イオン（<300eV）を室温にて注入した後、昇温により放出される水素同位体を測定した。また、一次元拡散モデルに基づく計算結果との比較も行った。SS316L試料を用いた場合と異なり、測定結果は拡散計算の結果と一致せず放出特性もばらつくことから、試料バルク内での拡散ではなく表面での再結合反応が放出を支配している可能性が高いことが明らかとなった。