日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[E39-44] ブランケット

2014年3月27日(木) 16:55 〜 18:30 E (1号館 11B)

座長:登尾一幸(富山大)

[E42] 液体窒素と金属多孔質体を用いた冷却システムの沸騰熱伝達特性評価

丹野裕介1, 伊藤悟1, 橋爪秀利1 (1.東北大)

キーワード:超伝導マグネット, 冷却システム, 沸騰熱伝達, 液体窒素, 金属多孔質体

我々の研究グループでは、核融合炉の超伝導マグネット材料を高温超伝導体としてマグネットを分割製造し、組立・分解を可能とする分割型高温超伝導マグネットを提案している。分割型高温超伝導マグネットの接合部では接合抵抗による局所的なジュール発熱を除去する必要があり、そのための冷却システムとして極低温冷媒と金属多孔質を用いた冷却システムに関する研究を行ってきた。本講演では、基礎実験として行っている液体窒素とブロンズ粒子焼結多孔質体を用いた冷却システムにおける沸騰熱伝達特性について、特に流入させる液体窒素のサブクール度と核沸騰限界点の熱流束の関係性について報告する。