日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 401-1 基礎物性

[F42-46] FP挙動・燃料物性

2014年3月27日(木) 17:10 〜 18:30 F (1号館 11C)

座長:黒崎健(阪大)

[F44] Fe-Cr鋼のCs, Cs-Te腐食量に及ぼす合金組成の影響

佐々木孔英1,2, 谷垣孝則1, 福元謙一3 (1.福井大院工, 2.JAEA敦賀, 3.福井大原子力研)

高速炉燃料ピンを高燃焼度化するにあたって、燃料被覆管材におけるFP腐食挙動を理解する事は重要である。先の研究で明らかとなったCs腐食メカニズムおよびCs-Te腐食メカニズムから、これらの腐食量は合金成分であるクロム量や炭素量に依存する可能性が示唆された。そこで、本研究では、Fe-Cr鋼におけるCs腐食量およびCs-Te腐食量のクロム添加量、炭素添加量依存性について、腐食試験結果に基づき議論する。