日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 401-2 核燃料とその照射挙動

[F51-55] 照射挙動・中間貯蔵

2014年3月28日(金) 10:35 〜 12:00 F (1号館 11C)

座長:有馬立身(九大)

[F52] ハルデン炉での高燃焼度MOX燃料照射試験

(その6)燃料中心温度測定結果の評価

秋山英俊1, 中江延男1, 三浦弘道1, 馬場利和1, 上村勝一郎1 (1.JNES)

キーワード:MOX, 高燃焼度, 中心温度測定結果

ハルデン炉でMOX燃料をピーク燃焼度で約74GWd/tまで照射した。この試験では、熱電対を燃料棒内に装荷し、照射中の燃料温度の測定を行ったが、熱電対の位置が中心からずれ(偏心)ていた。このため、偏心がない場合に比べ、温度測定結果が低めの値になったと考えられる。そこで、その影響を汎用有限要素法(FEM)コード等によって解析し測定結果の補正を試みた。今回は、実際の偏心量、FEM解析結果、及び偏心による温度補正の結果について報告する。