[F56-58] 事故時燃料挙動

[F58] Oxidation behavior of UO2 in water vapor

^〇Kiichi Suzuki¹, Andrew Nelson ², Kenneth McClellan², Masato Kato¹ (1.Japan Atomic Energy Agency, 2.Los Alamos Natuonal Laboratory)

Keywords:UO2, 軽水炉燃料, 酸化

米国では軽水炉のアクシデントに対して許容性を高める燃料開発に力を入れており、この一環として、事故時においても水素をほとんど発生しない次世代被覆管材料の研究が進められている。このため、事故時のUO₂燃料の振る舞いを予測するため、UO₂燃料の純粋水蒸気中での酸化挙動を理解することが重要である。本研究では、水蒸気発生機に接続した熱重量測定装置を用いて、400℃から1200℃までの幅広い温度領域でUO₂粉末の等温酸化試験を行い、酸化の活性化エネルギーを評価した。なお、本研究は米国ロスアラモス国立研究所との共同研究として実施した。