[G29-33] レーザー分析

[G32] 核燃料物質のレーザー遠隔分析技術開発 3

（4）プルトニウムのアブレーション共鳴吸収同位体分析

^〇宮部昌文¹, 大場正規¹, 赤岡克昭¹, 加藤政明¹, 音部治幹¹, 若井田育夫¹ (1.日本JAEA)

キーワード：共鳴吸収分析, 同位体分析

低除染MA含有MOX燃料を対象とし、 レーザーを用いた直接・非接触・迅遠分析技術開発に関する研究を実施し、 MOX燃料での実証を 目指している。アブレーションプルームにレーザー光を透過させ、原子・イオン種の共鳴吸収に伴う透過光量の減衰を観測する共鳴吸収分光法は、こうした燃料の遠隔核種組成分析に適した方法と考えられる。これまでに実施したランタノイド元素やウランを用いた予備試験の結果を基にして、プルトニウム酸化物の焼結ペレットを使った遠隔分光分析実験を開始したので報告する。