日本原子力学会 2014年春の年会

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一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 404-2 核化学,放射化学,分析化学,アクチノイドの化学

[G34-37] 分析化学・FP吸着

Thu. Mar 27, 2014 3:50 PM - 4:55 PM G (1号館 11D)

座長:尾上順(東工大)

[G35] Chemical component analysis of core boring samples at reactor building in Fukushima-1 Nuclear Power Plant

Mayumi Ozawa1, Koshi Yabuki1, Asako Shimada1, Takashi Ueno1 (1.Japan Atomic Energy Agency)

Keywords:Fukushima-1 Nuclear Power Plant, Chemical component analysis, Core boring samples

福島第一原子力発電所原子炉建屋のコアボーリング試料(コア試料)に対して、事故進展解明の観点から重要となるB及びMoの化学分析、MCCI反応の解析に必要となるコンクリート部分の主要成分分析を実施した。<BR>
本検討では、コア試料表面の樹脂層に対し、加熱による損失のない条件下でのBの回収及び分析手法を確立するとともに放射性廃棄物中のMo分析法の適用性を確認し、B及びMoの分析フローを構築した。さらに、コア試料のコンクリート成分分析により建屋コンクリートの組成に関する基礎的データを取得した。