[G38-41] ウラン化合物・吸着

[G40] Mechanistic Study on Adsorption Behavior of Uranyl Carbonate onto Tannin Adsorbent in Simulated Seawater Condition

^〇Tatsuki Watanabe¹, Koichiro Takao¹, Yasuhisa Ikeda¹ (1.Research Laboratory for Nuclear Reactions, Tokyo Institute of Technology)

Keywords:adsorption, tannin, uranium dissolving in seawater, chemistry of actinides, spectrophotometry

天然由来化合物であるタンニンを用いた吸着材は海水中に溶存するウラン（炭酸ウラニル）の回収の候補の一つとして注目されているが、炭酸ウラニルとの相互作用・詳細な吸着機構は未だ明らかになっていない。
本研究は海水を模擬した条件において、吸着量評価・溶液中の化学種の分析といった観点から吸着メカニズムを検討した。
吸着量は炭酸イオン濃度、ｐH、またタンニンとウラニルの相互作用によって生じると考えられるH_２O_２に依存していることが判明した。